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DTMスキルアップメモ - frenchbread

DTMのクオリティアップに向けた修行記録です。

聴覚の問題

 

そろそろ新曲を発表したい、このブログとしてもそのほうがネタが増えるし、なんてことを思っているが、少し前まではスクールの中間発表課題を優先していたり、また先のことを考えると少し計画的に動かないといけないので、なかなかリリースできずにいる。

とはいえ、考えてみれば誰もわたしの新曲など待っていないし当ブログも自己満足の塊であるため、誰も困りはしない。因果なものである。

 

そのうちにちょっと時間ができたので、旧曲の再ミックスを行った。音源やミックス用プラグインを買うようになってからちょくちょくやっていたのだが、今回この「タカラモノ」を再ミックスしたことで、最低限ここまではやらないと、と思っていた2015年以前の曲までがようやく完了した。

 

piapro.jp

 

まあその、そのわたしの中のちっぽけな目標ラインなど余人にはまったくどうでもいい話ではあるが、なまじ音源やミックス用プラグインをある程度入手したことで、けっきょくクオリティがほとんど上がっていないのが自分自身のせいであることが改めて証明されてしまったことが悲しい。

というわけでわたしの何が駄目なのかを日々分析しているのだが、そしてむしろ駄目でない点がほとんどないことに日々愕然としているのだが、最近まずいなあと思うのが自分の聴覚である。

いうまでもなく音楽に対しては聴覚がすべてであり、作曲・アレンジした楽曲のハーモニーが濁っていないか、パートごとの音量のバランスは適切か、高音または低音ばかりが目立ちすぎていないか、とか、DTMをやっている以上自分でそれを判断しないといけないわけだが、このすごく大事な部分のセンス、もしくは練度、もしくはその両方がわたしには不足しているのである。

 

たとえばスケールがプレーンな「ドレミファソラシド」の上に「ファミレド」というメロディがあって、そのミがミ♭だったりするとスケールから外れるので当然駄目なのだけれども、曲を作っている中で、たまにその駄目な音の配置がわたしには自然なように聴こえてしまうことがある。

それから、ミックスもうまくいっていないことが多く、先生などに聴いてもらうと(先生じゃなくて知人に聴いてもらっても)、この2つのパートがかぶってるね、とか、リバーブがかかりすぎてるからもっとドライにしないと、とか言われる。そう言われるとそうなのかなとは思うが、また自分でゼロからやり直せばうまいバランスにできるかと問われると自信がない。

一事が万事、そんな体たらくなのである。

 

たぶん、上達する人とそうでない人で大きく差がある能力の一つなのだろうと思う。注意深い曲の聴き方をするとか、既存曲をできるだけ原曲に忠実に打ち込んでみるとか、そういう訓練が必要なのかもしれない。

 

6ヶ月

 つい先日、ブログ開設半年おめでとうございます、みたいな意図不明の自動送信メールがわたしに届いた。

 何もおめでたいことはないが、時を同じくして、先日の日曜日はDTMスクールの1年間の専攻科カリキュラムの中間発表の日であった。うちのスクールは4月と10月に専攻科生が入学するので、入学式と同じタイミングで2期前の生徒の卒業式件卒業発表会をやり、さらに1期前の生徒の中間発表会もやる、というシステムなのである。

 わたしは半年前に入学したので、入学して半年が過ぎた中間発表の人として出席をした。ブログもちょうど半年だというし、やあ奇遇なものだなあ。と思ったが、考えてみれば入学したのとほぼ同時にブログをはじめたので、何も奇遇なことはなかった。きっと半年後にブログ1年おめでとうのメールが届き、同時にスクールの卒業式を迎えて、わたしはまた、やあ奇遇だなあ、と思うのであろう。

 ともあれそういう時期なので、卒業生の進路や、あるいは先生方のプロとしての仕事の話を聞く機会が多かった。この超ローカルなブログに書いたところで誰にも迷惑はかからないはずなので、備忘させてもらおうと思う。

 

・プロをめざしていた先輩Aさんは、元の仕事をやめて、コンペに曲を応募するなどプロへの道を歩みはじめている。365日中360日はDTMをやっているという情熱の人である。でも、まだまだそれでは喰っていけないので、音響のアルバイトをしながらがんばっているそうだ。仕事をやめて音楽に身を投じるというのは相当に勇気が必要なはずで、開花してほしいと思う。

・同じく先輩のBさんは、わたしなんかが作品を聴くと1曲ごとにコンセプトがはっきりしていてセンスもよく、プロクオリティと思うくらいだが、本人は作曲家としては到底無理だと言い、自分の得意な数学的知識を活かしてデータサイエンティストに転職するという。それでマーケティングを勉強して、ゆくゆくは音楽分野で新しいマーケットを開拓したいのだそうだ。音楽のマーケティングというのはよくわからなかったが、なんでもBaby Metalの成功とかがその好例らしい。なるほど。自分の強みを活かせる進路を考えて進むという、とてもクレバーなひとである。

・スクールのC先生から聴くに、コンペの競争というのはものすごく、ジャニーズのような売れ筋になると300曲とか集まるのは当たり前らしい(当然倍率は300倍ということ)。なのに、かたやで一つの作曲の仕事は3日くらいでやるのが普通だとか。狭き門の周りを延々とハイペースでマラソンしているようなものか。

・同じく日頃教えてもらっているD先生は、ある種ハッタリが大事と言う。たとえば20年少し前のカラオケ黎明期、あるとき先生は経験もなかったまま人から耳コピからカラオケのMIDIデータを作る仕事を引き受け、引き受けてからパソコンを買ったという。引き受けてしまったらやるしかないからね、と。

 

 半年後というのはあっという間だ。そのときのわたしは、半年前のわたしに対して何か誇れる状態になれているのだろうか。もっとがんばらないといかんなあ。と思う。

 

WAVES Power PACKを購入

ここのところ、piaproのコラボで知り合った歌い手件作詞屋件動画師の方に提供する楽曲を拵えている。 過去記事 でブラスアレンジがどうこうと悩んでいたやつで、完成品はNNI(ニコニコインディーズ)にアップする予定である。

自分だけでなくひとさまを巻き込むということもあるし、いい加減底辺の楽師から脱却したいので、今回はかなり気合いを入れている。

 

というわけで、この機会にミキシング用プラグインを増強することにして、この分野ではスタンダードなWAVES社の、Power Pack という最も安価でシンプルなものを購入した。

通常価格は38,880円ということになっているが、WAVES社はやたらセールを開催する傾向にあるらしく、買う時期やルートによってかなり安く手に入る、というより通常価格で買ったらアホ、みたいなところがおそらくある。わたしは9,500円で購入した。

ほんとうはわたしが買うべきはPower PackでなくGold であっただろう。Goldは通常価格¥103,680だそうだが、常時セール状態なので2〜3万円で買える。バンドルされているエフェクタの数はPower Packより圧倒的に多い。でもわたしはわからないものを書いたくない病にとりつかれているので、1つ1つのエフェクタの説明文やネット上に転がっている紹介サイトを慎重に閲した上で、Power Packを選んだのである。この辺がわたしが底辺にとどまる要因なのかもしれない。

 

ともあれPower Packの導入である。結論から言うとかなり満足している。Logic標準のエフェクタもろくに使いこなせないわたしが現時点で有意義に感じたのは以下だ。(なお素人感覚そのままで書いているので、コメントはおそらく的確な内容にはなってない。)

 

・L1 Ultramaximizer

 有名なマキシマイザー(音圧を上げるエフェクタ)らしい。WAVESの上位製品にはL3という進化版が搭載されている。現在の音圧を見ながらスレッショルドを調整して、最大音圧との隙間を詰めることができる。Logic標準のものよりひずみが発生しにくい、気がする。

 

・DeEsser

 ボーカルの(じゃなくても使えるが)シー、とか、ハッ、とかいった耳障りな音を軽減するやつで、特定の音域(周波数)の音圧を下げるという原理なのだろうか。これは何がよかったかというと、同じくターゲットの音域の音圧を見ながらスレッショルドを調整することで、どれだけDeEsserが効いているのかがわかりやすい点である。

 

・C1 Compressor

 コンプレッサーのみならず、Gate(ノイズゲート、とても小さい音をカットできる)機能や任意の周波帯域のみの音圧をコントロールする機能を内包しているようである。後者はつまりDeEsserを兼ねるということで、実際「Gate&DeEsser」みたいなプリセットがあった。これをボーカルトラックの最初にインサートするだけで最低限のムダ音トリートメントができて嬉しい。

 ただコンプレッサーそのものとしては、Opt(光学)タイプが選べたり、メーターでのリダクション表示がわかりやすい(たぶん慣れてるだけだが)Logic標準のもののほうが今のところわたしには使いやすい状態である。

 

・True Verb

 リバーブ、すなわち残響音を作るエフェクタである。リバーブはEQとコンプに次いで最低限抑えるべきエフェクタと言われるが、実のところわたしはどう使うのが適切なのかちっともわかっていない。Logic標準のリバーブが種類もプリセットもパラメータも多くて、いつも途方に暮れてしまうのである。True Verbはルームサイズと音源の距離だけを意識すればいいらしく、プリセットもほどほどの量なので使う気が起こる。

 

逆に今のところ使えていないものとしては、たとえばQ10というマルチバンド・イコライザー(任意&複数の周波数の音圧を上げ下げできるエフェクタ)は超基本アイテムのように思われるが、アナライザがついてなかったり、Qのパラメータをキーボードで動かす必要があったりするのが気に入らず、あまり使う気になれなかった。イコライザ自体の性能の良し悪しがあるのかもわからないが、どうせわたしには判別できない。

 

とりあえずこんなところ。しょせんわたしのような違いのわからない耳の持ち主には、効果の良し悪しというより、わかりやすく操作ができるということが判断軸になっている点が情けないが、使い始めてまだ2日なので、C1とかはもう少し慣れればたぶんもっとうまく使えるだろう。

 

ところでしばらく前にEZ MIX 2を購入したことを書いた。当時すでにエフェクタとしての用途は微妙と書いており、それでもリバーブやマキシマイザーとしてはちょこちょこ使っていたのであるが、WAVESの導入によりなおさら微妙な存在になってしまった。今後はただのアンプシミュレータという位置づけになるであろう。賢く買い物しないとこのようにムダが生じるので、気をつけなくては。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボカロ曲の魅力って何なのか

わたしは数年前からボカロ曲をちまちまと拵えているのだけれども、ボカロ好きなのかというとそうでもない。というとあたかも、わたしは花屋だけど花なんて嫌いだ、と言っているようで、そんなんだったら誰の得にもならないんだし今すぐ辞めちまえ、とお叱りを頂戴しても仕方ないのであるが、理由はある。

といっても、わたしは歌を拵えて、作品として完成させたかったという、ただそれだけの理由ではある。(なお、なんで歌を拵えたかったのかと問われるともう答えられない。そこはそういうものらしいとお認めいただきたい。)

ではどう実現するか、となるが、演奏は打ち込みでなんとかするとして、ひと昔前なら歌だけは人間が歌わねばどうにもならなかったので、わたしのように歌が下手くそな人だとそこで詰んでいたのが、ボカロによってこれすらも補えるようになった。要はわたしは、作品を完成させるための手段の1つとしてボカロを使っている、ということである。

 

少し前までわたしは、これは他のアマチュア音楽家にもあらかた当てはまるのではないか、と思っていた。というのも、いかにボカロ技術が優れているとしても、本来歌というものは生歌がオリジナルであり、ボカロの歌もサンプリングした歌声が元とはいえ、優れた歌い手ほどのダイナミクスやニュアンスは再現しきれきず、そこを機械的に補う以上どこかで劣化する、とわたしは決めつけていたからであり、にも関わらず必要とされるのはあくまで作り手のニーズであって聞き手のニーズではない、と考えていたわけである。

 

が、少しでも冷静に考えればすぐわかるとおり、それにしてはボカロ曲が流行りすぎている。よくは知らぬがミクさんのライブが行われたり、「脳漿炸裂ガール」などの有名曲が学科の教材にリメイクされたりするくらいである。

最近、ボカロ曲にくわしい知り合いの方からいくつかオススメの曲を紹介してもらって聴いてみたりしているのであるが、ニコ動で100万回再生される作品も普通にあるのだということを知った。そこそこなプロのアーティストのMV並の人気ということになる。

 

では、俺様理論に従えば「生歌より絶対に劣るはず」のボカロ歌がそこまでの人気を誇るのはなぜか、と考えたところ、「商業主義へのアンチテーゼ」的なことが一つの答えなんじゃないかな、と思うに至った。

と、小賢しい表現をしていい気になっている薄っぺらいやつみたいになってしまったが、まあ薄っぺらいのは事実なのだが、一応説明させていただくと、というかわたしのブログなので好きに説明すればいいのだけれども、一般市場に出回る歌はレコード会社を仲介するわけで、レコード会社はお金を設けないといけない。

とすると、レコード会社なりに売れ線のノウハウみたいなのがあるだろうから、レコード会社はよかれと思ってそういう曲を作るように要求したり、その枠にはまるように作曲家に修正をせまったりして、最終的にその曲から、オリジナルの尖った魅力みたいなのがいつの間にか失われたりするのではないかと思う。

別にレコード会社を批判するわけではなく、どうしても複数の人の感覚を総合すると、良くも悪くも平均化するというのは世の中に広く当てはまる真理のような気がする。(余談だが、容姿の非常にすぐれた俳優やモデルの顔を何十人も集めて合成したら、結果として驚くほど平均的な容姿の顔が誕生したという実験をテレビで見たことがある。)

 

その点ボカロ曲は自由だ。もともとボカロなので人間が歌えないようなフレージングやキーレンジが扱えることにくわえ、作詞・作曲・アレンジを誰にも邪魔されることなくなんたらPさんが全て個人の感性のみでやり遂げ、ネットで配信できる。余計な人間の介在による平均化という罠に嵌ることもなく。

万人受けはしないかもしれない。でも嫌いな人は聴かなければいいだけだ。たいていの場合、お金をとるわけでもないし。

まとめると、ボカロそのものというか、個人レベルの感性で仕上げた歌を気軽に共有化できる手段を提供したという点が、ボカロ曲が今日の地位を築いた要因なのではないか。ということを言いたかった次第である。

 

なんて、なんだか大発見をしたみたいな書き方をしてしまったが、たぶんこんなことはすでにあちこちで分析されたり議論されたりしているのだろうな。

本日も駄文にお付き合いいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メロディ&コード×アレンジ×音色×ミキシング=クオリティ

Kontaktを購入したことに浮かれすぎたわたしは、前回うっかり自分の歌を本ブログにアップするという生き恥を晒し、2度とあんなバカな真似はすまい。と深く反省したのであるが、それはそうと、せっかくKontaktが手に入ったのだから、気を取り直して手持ちの楽曲で完成が比較的昔のものをKontaktの音源に差し替えるということをやってみた。

piapro.jp

 

さあどうだ。これでわたしの曲は見違えるようなハイクオリティ作品になるぞ!

・・と、すでに何回もこのフリを使っている気がする。ということはオチも当然に同じである。そう、大した改善は見られなかったのだ。

実を言うと、このたびばかりは本当にそこそこ期待していた。プロレベルとはいかないにせよ、ニコ動で豪勇無双の活躍を見せるなんたらPみたいなレベル、の1歩手前、の2歩手前くらいに行くんじゃないかと思っていた。しかし改修後のわたしの作品は相変わらず、社内旅行の新人芸のようなレベルだった。小道具に少しばかりお金を掛けてるのかな、程度の。

 

それで思い浮かんだのがタイトルのような式である。

素晴らしい楽曲は、通常、メロディ&コード、アレンジ、音色、ミキシング、全て優れている。これを100点満点とすると、「他は全て素晴らしいがアレンジがまるでダメ」という楽曲があった場合、その打撃は25+2.5+25+25=77.5点(-22.5点)程度ではおさまらず、(10×1×10×10)×0.01=10点(-90点)に及ぶという仮説である。あ、0.01は10000点満点を100点満点に換算する係数だと思ってください。

これを逆に言えば、平均点が低い中で何か1要素がぐんと上がったとしても、それだけでは大した効果はないということだ。

わたしの場合、よく基準がわからないがとりあえず現状が全て4点だということにしよう。(4×4×4×4)×0.01=2.56点。我ながら絶望的な評価値だが、まあ実際そんなとこなんだろう。で、ここにKontaktその他の導入により音色ポイントが6点に向上したとしても、結果は(4×4×6×4)×0.01=3.78点。底辺で虫がうごめているに等しいというわけである。

しかし、わたしがたゆまぬ努力をして他の要素も6点に引き上げたのなら、(6×6×6×6)×0.01=12.96点、ここへ来て音色の2点の差がモノを言い、先のアレンジだけ1点の例をついに凌駕するのである!

 

うむ。それなりに真実を表しているような気がする。やはりわたしの賢さたるや尋常ではない。

と思ったものの、万一この公式が真理をついたところで、そもそもその点数が図れない以上、けっきょくこの公式は何にも役に立たない、と気づきわたしは愕然としたのであった。

 

 

 

kontakt→セルフレコーディング

ギターの音源について調べるうちに、「kontaktさえあればフリー」というタイプの音源がやたら存在することに気づいた。最初わたしは「は?フリーって言ってんだろ。詐欺記事かよ」と思っていたが、中には「kontaktは有料だが、DTMやっている人はみんな持っているのが常識だと思うので」みたいなことも書かれたりしているものもあって、え、ちょっと待って??とわたしは焦った。

もしかして、kontakt持ってないのにDTMやってて、初心者からそろそろ抜け出してきたかなと思っていたわたしって相当な勘違い人間だったのか。

衝撃を受けつつ、もう少し調べて以下のことがわかった。

 

kontaktは音源のエンジンで、その上でいろいろなライブラリ(個別音源)が動く。

kontaktの価格は48,000円ほど(セールやるときもある)。

・kompleteというパッケージ製品があり、kontaktエンジンと膨大なライブラリを含んでいる。68,000円ほど。

・といってもkontakt本体にもノーマルな音源のライブラリは付いている。

 

kompleteのほうがお得感があり、ネット上の初心者向けアドバイスでもkompleteがオススメされている。が、わたしは以下の記事なども見て、kompleteではなくただのkontaktを購入することにした。

DTM初心者のあなたがNI KOMPLETEを買うべきではない5つの理由 | DTMについて私が知っていること

まさにこの記事を書いた方と同じ感覚で、把握できないものを持っているのが嫌だからである。もちろん差額20,000円もバカにならぬし。

 

かくしてわたしはkontaktを手に入れ、長い時間をかけてようやくDTM初心者の入り口にたどりついたことに嬉々としたのであるが、冷静になると直接の目的は冒頭のギターのフリー音源だったので、これもインストールした。

VS BURST LP FREE (Guitar) | Versus Audio 

 

さて装備増強ができたところで、この子たちを使って何をしようかしら。と思っていた頃合い、通っているDTMスクールから「レコーディング演習」があり、「自分で1コーラスの曲を作って自分で歌え」という暴力的な宿題が与えられた。

これはちょっと困る。適当に1コーラス作るのはいいとして、というかストックがそこそこあるので手抜きすればそれを使えるはずのだが、わたし(男性です)は女性ボーカル曲しか作らないので今回は使い回しができないし、それ以上に自分で歌えというのが問題である。

とはいえ宿題をやらぬわけにもいかないので、kontaktやVS BURST LP FREEを試しがてら、わたしはいい加減なロック調の歌を1コーラスこしらえて、今朝近くのスタジオに出かけてこれを収録した。公平に見て中の下くらいの歌唱力の自分が、スタジオで熱唱しつつそれを録音している様は、悲劇というより喜劇だったであろう。

帰宅したわたしは、さっそく歌をいい感じに編集する作業に入った。一応わたしは、というかLogicが、というのが正しいが、ピッチ補正の技(もとい機能)を持っており、これまで何人かの知人に尊い犠牲になっていただいたおかげで経験値もあるので、案外いけるんじゃないかなと思っていた。

しかし、これまで編集したどの女性の声よりも自分の声の編集は困難を極めた。あまりにも下手くそなために歌がブレすぎていて波形が安定せず、ピッチ修正するにもうまいポイントが見つからなかったのである。

半ば投げやりになりつつ、編集作業は完了した。これが万一そこそこいい感じに聞こえたとしたら、わたしのボーカル編集テクはなかなかのものである。もしくは、あなたのセンスが悪すぎるかどちらかだ。

 

(↓プライベート設定でアップしたので、このサイト以外からは聞けないはず)

soundcloud.com

ギター習得あれこれ→長期目標を語る

ここのところ、悩まされつづけているギター問題にいよいよ向き合うべく、ELECTRI6ITYの購入を検討→レビュー動画などをつぶさに視聴するなどしていたのだが、そのうちに購入をためらっている原因が、価格の高さもさることなから「ギターのことが全然わからないのに、こんな複雑な機能を使いこなせるわけがない」という不安にあることがわかってきた。

 

だとすると当然、ギターを勉強するしかないわけで、その確実な方法としてはギターの師を探しこれに教わり習得する、あるいはもう少し低コストで行こうとすると、教本などを購入し、仕事を放棄して四六時中猛特訓する、みたいなことになるのだけれども、それにはちょっとだけ勇気が足りない。それでまあ、せいぜいギターが活躍する曲などを聴いて我流で研究するというぬるま湯な結論に落ち着いて、いまもっぱらポルカドットスティングレイ、という奇天烈な名称のバンドの曲を聴いている。久しぶりにiTunesストアで曲の購入とかしてしまった。中でもお気に入りがこれ。

 

www.youtube.com

 

あからさまに椎名林檎に感化されている歌い方を少し改めたようでボーカルも聴きやすくなり、2番Aメロ最後の「僕は非力だ 愛してるさ」の歌い方なんかすごくイイ。

などと一直線に脱線してしまったが、ギターバンドなので音数が少なくギターの音がよく聴けるし、ギターのアレンジも凝っている(少なくともわたしから見れば)。

そしてまた、こういう曲に対して、「弾いてみた」とか、耳コピでTab譜を起こして動画をアップしてくださる方々がいるので本当に助かっている。恵まれた時代だなあとも思う。

 

で、その成果やら音源の問題についてはおいおい述べることにするが、一つ長期目標のようなものができたので、それを語る。

わたしが今通っているDTMスクールの校長先生的な方が、過日泥酔されたついでに「自分は幼少のころから楽器は何度かトライしたけどあまり上達しなかった。けれども打ち込みに出会ったので好きな音楽を続けられた。今の日本でもピアノ教室とかはたくさんあるけど、手先が不器用だとかいう程度の理由で楽器が苦手な人が音楽を上達するためのメソッドはあまりなくて、そういう道を作りたくて自分は学校を立ち上げた」みたいなことを熱く語られていて、自分はその時点では半笑いでシャンディガフを飲むなどしていたのだけれども、考えてみれば自分が直面している状態も、楽器スキルがネックとなって壁にぶちあたっているという意味でその応用系である。

なので、自分が将来これを克服できて、ぐんぐんに打ち込みスキルが上達したら、楽器ができない・経験がほとんどないような人が、志半ばでDTMを断念してしまうのを防ぐ手助けになるようなノウハウを、何かの形(普通に考えるとWebサイトとか)で残したいと思ったのである。

言うまでもなく今のわたしのステータスからは相当に遠い距離にあるので、このあと何年先までモチベーションが続くのか・・という感じだが、せっかくなので記録しておくことにした。