DTMスキルアップメモ - frenchbread

見習いボカロPがそこそこのボカロPになるまで、が描かれていくはずのブログ。

WAVES Power PACKを購入

ここのところ、piaproのコラボで知り合った歌い手件作詞屋件動画師の方に提供する楽曲を拵えている。

自分だけでなくひとさまを巻き込むということもあるし、いい加減底辺の楽師から脱却したいので、今回はかなり気合いを入れている。

 

というわけで、この機会にミキシング用プラグインを増強することにして、この分野ではスタンダードなWAVES社の、Power Pack という最も安価でシンプルなものを購入した。

通常価格は38,880円ということになっているが、WAVES社はやたらセールを開催するらしく、買う時期やルートによってかなり安く手に入る、というより通常価格で買ったらアホ、みたいなところがおそらくある。わたしは9,500円で購入した。

ほんとうはわたしが買うべきはPower PackでなくGold であっただろう。Goldは通常価格¥103,680だそうだが、常時セール状態なので2〜3万円で買える。バンドルされているエフェクタの数はPower Packより圧倒的に多い。でもわたしはわからないものを書いたくない病にとりつかれているので、1つ1つのエフェクタの説明文やネット上に転がっている紹介サイトを慎重に閲した上で、Power Packを選んだのである。この辺がわたしが底辺にとどまる要因なのかもしれない。

 

ともあれPower Packの導入である。結論から言うとかなり満足している。Logic標準のエフェクタもろくに使いこなせないわたしが現時点で有意義に感じたのは以下だ。(なお素人感覚そのままで書いているので、コメントはおそらく的確な内容にはなってない。)

 

L1 Ultramaximizer

有名なマキシマイザー(音圧を上げるエフェクタ)らしい。WAVESの上位製品にはL3という進化版が搭載されている。現在の音圧を見ながらスレッショルドを調整して、最大音圧との隙間を詰めることができる。Logic標準のものよりひずみが発生しにくい、気がする。

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DeEsser

ボーカルの(じゃなくても使えるが)シー、とか、ハッ、とかいった耳障りな音を軽減するやつで、特定の音域(周波数)の音圧を下げるという原理なのだろうか。これは何がよかったかというと、同じくターゲットの音域の音圧を見ながらスレッショルドを調整することで、どれだけDeEsserが効いているのかがわかりやすい点である。

 

C1 Compressor

コンプレッサーのみならず、Gate(ノイズゲート、とても小さい音をカットできる)機能や任意の周波帯域のみの音圧をコントロールする機能を内包しているようである。後者はつまりDeEsserを兼ねるということで、実際「Gate&DeEsser」みたいなプリセットがあった。これをボーカルトラックの最初にインサートするだけで最低限のムダ音トリートメントができて嬉しい。

 ただコンプレッサーそのものとしては、Opt(光学)タイプが選べたり、メーターでのリダクション表示がわかりやすい(たぶん慣れてるだけだが)Logic標準のもののほうが今のところわたしには使いやすい状態である。

 

True Verb

バーブ、すなわち残響音を作るエフェクタである。リバーブはEQとコンプに次いで最低限抑えるべきエフェクタと言われるが、実のところわたしはどう使うのが適切なのかちっともわかっていない。Logic標準のリバーブが種類もプリセットもパラメータも多くて、いつも途方に暮れてしまうのである。True Verbはルームサイズと音源の距離だけを意識すればいいらしく、プリセットもほどほどの量なので使う気が起こる。

 

逆に今のところ使えていないものとしては、たとえばQ10というマルチバンド・イコライザー(任意&複数の周波数の音圧を上げ下げできるエフェクタ)は超基本アイテムのように思われるが、アナライザがついてなかったり、Qのパラメータをキーボードで動かす必要があったりするのが気に入らず、あまり使う気になれなかった。イコライザ自体の性能の良し悪しがあるのかもわからないが、どうせわたしには判別できない。

 

とりあえずこんなところ。しょせんわたしのような違いのわからない耳の持ち主には、効果の良し悪しというより、わかりやすく操作ができるということが判断軸になっている点が情けないが、使い始めてまだ2日なので、C1とかはもう少し慣れればたぶんもっとうまく使えるだろう。

 

ところでしばらく前にEZ MIX 2を購入したことを書いた。当時すでにエフェクタとしての用途は微妙と書いており、それでもリバーブやマキシマイザーとしてはちょこちょこ使っていたのであるが、WAVESの導入によりなおさら微妙な存在になってしまった。今後はただのアンプシミュレータという位置づけになるであろう。賢く買い物しないとこのようにムダが生じるので、気をつけなくては。

 

 (2017.8.11追記)

実のところ、それからさらにその後4ヶ月経った現在、常用しているのはL1 Ultramaximizerだけだったりする。

あとは上には書いていないRenaissance Axxというコンプレッサーはちょいちょい使う。

どっちも操作が簡単というか、パラメータが少ないのでパラメータを意図をもって設定できるというのがわたしにとってのポイントである。

 

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で、けっきょく買ってよかったかというと、うーん。

マキシマイザーはやっぱり頼りになるというくらいかな・・?