DTMスキルアップメモ - frenchbread

アマチュアDTMerで、ボカロ曲や女性ボーカル曲を作る修行をしながら学んだノウハウや成果を書いていきます。目指せ、脱初心者。

ボカロ(初音ミク)×Cubaseでケロケロボイス

現在、新曲「ナミダ*ドロップス」(歌詞リンク)を作っているのだが、一部のパートをいわゆるケロケロボイス(ケロ声・ロボットボイス)にしようと思ってチャレンジしてみた。

 

ご存知の方も多いと思うが、ケロケロボイスにすること自体は容易である。以下の動画のとおり、Pitch Correctという標準エフェクトを初音ミクの出力トラックにインサートして、メロディのMIDIデータをそのトラックに送り込むだけだ。

 

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わたしが解説するようなことではないが、原理としては、人間の歌はメロディの音に対して少し上下のピッチから入るなど不安定になるのだが、これを音の出だしから機械的に正しいピッチに矯正することで、普通の人間の歌に慣れている聴き手には特殊な音に聴こえる、ということらしい。

 

ところが今回困ったのは、ミクさんに通常のケロケロボイス加工を行った時点では、いまいちケロケロ感が出なかったのである。これはミクさんが半機械人であり、出だしからほぼ正確なピッチで歌ってしまうためと思われる。

 

なので他にもいくつか工夫を施して、声の変化がなんとか聴き手も伝わるようにしてみた。

 

結果がこちら。ケロケロは 13秒あたりからであり、その前のところはスローテンポでしっとり歌うパートである。

 

で、以下が工夫した点。なお、わたしのミクさんはV3である。

・しっとりパートではダイナミクスを変動させたりビブラートを入れたりしたが、ケロケロパートは一定のダイナミクス、もちろんビブラートはなし。またディケイを0にして抑揚を出さないようにし、吐息成分のブレスネスも0にした

・ケロケロパートはアクセント=100&ベロシティもMAXと、アタック要素を最大に

・より機械っぽさを出すためにEQでラジオボイス加工(中音域以外をカット)

・これでもたいしたケロケロ感がなかったので、Pitch Correctの送り元のMIDIトラックに対して、長音部分の後ろのほうのピッチを矯正的にずらして、何も意識してない人が聴いても違和感を覚えるようにした(ピアノロールのスクリーンショットの青い丸のところ)

 

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今のところわたしが思いついたのはこれくらいである。これ以外にも、いい手法をご存知の方がいたら教えてくださいまし。