DTMスキルアップメモ - frenchbread

見習いボカロPがそこそこのボカロPになるまで、が描かれていくはずのブログ。

改めまして、もっと抹茶ニット@ボカロバラードユニットプロジェクト

このブログやツイッターではさんざん宣伝してきたが、ついに本日9/6(水)20:00、ボカロバラードユニットプロジェクトのリリース日を迎えた。

 

www.nicovideo.jp

 

舞台裏〜64日間のキセキ

思えばこの日を迎えるまで、実にいろいろなことがあった。

 

何せ総勢12名の個性あふれる面々が集っているのである。

まとまらない意見。見え隠れするお互いの利害意識。メンバー間の確執。派閥争い。儚い恋と嫉妬。捗らない進捗。

あわや企画は立ち消えか、と思われたことも一度や二度ではなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

・・という展開も特になく、こんな感じで和気あいあいとやっていた。

 

f:id:naoki-horiuchi:20170905221157p:plain

 

そんなボカロバラードプロジェクトにわたしが提供した曲は「もっと抹茶ニット」である。

まあわたしの場合、今までニコ動に投稿した曲が「かえるの歌(EDM版)」「もっと抹茶ニット」しかないのだから、そら「もっと抹茶ニット」に決まっているのだが。

だいいち企画に応募した時点では何も考えていなかったので、ボカロ版の動画すら作っていなかった。この企画のためにあわてて手配した次第である。動画作成を快くお受けくださった2000様には厚くお礼申し上げます。

 

そして、そんな状態のわたしを拾ってくれたり、動画ないけど大丈夫?と個人DMくれてフォローしてくれたりした、企画主催のぶるーさん&とめあさんには頭が上がらないほど感謝している。これからもどうかよろしくお願いします。

 

www.nicovideo.jp

 

明るい野心家歌姫・れみさんの紹介

この企画のご縁で「もっと抹茶ニット」を歌っていただいたのが「れみ」さん。

わたしほどではないが彼女も比較的ニコ動歴は浅く、今年の4月から投稿を始めて本作で6作目となった。


れみ☾︎9/6新曲投下20:00 (@remilalala) | Twitter

〜歌いました〜 by れみ - ニコニコ動画

 

「歌ってみた」は通常ヒットしているボカロ曲やNNIを題材にすることが多いもので、れみさんの「歌いました」リストもそういうチョイスなのだが、その中にわたしのへっぽこ作品を陳列いただいくことになったのはなんとも申し訳ない気持ちである。

しかしながら彼女の歌唱力は素晴らしく、わたしの作品は素材が地味なだけにかえって歌が引き立っているのではなかろうか。(ヤケクソ。)

肝心のボーカルミックスのわたしの腕前がアレなのだけどね・・。

 

わたしはこのたびのコラボですっかりファンになってしまった。リストの「セカンド・キス」は特にお気に入りで、プレイリストに入れて毎日のように聴いている。

先のスクショでもわかるように明るいキャラクターであり、またなかなかの野心家でもある。今後いろいろな活動をされると思うので、気になる方はLINE登録やツイッターのフォローをオススメする。

 

f:id:naoki-horiuchi:20170905230201p:plain

※LINEれみさんはこのように、曲の宣伝で頭がいっぱいな模様である。

 

せっかくだから楽曲解説するよ

使用DAW

Logic Pro Xで作成。(今は主にCubaseを使っている。)

 

編成と音源

f:id:naoki-horiuchi:20170905230920p:plain

ドラム×1(EZ drummer)

ベース×1(Trilian > Clean Fender

アコースティックギター×1(Ample Guitar M Lite Ⅱ)

ピアノ×1(Logic標準のEXS24 > Classicla Piano)

ストリングス×2(Kontakt 5 > String Emsemble)

コーラス×1(Logic標準のEXS24 > Chamber Emsemble+)

ベル×1(Logic標準のSculpture > Dreamy Music Box Bells)

ハープ×1(Logic標準のEXS24 > Harp)

ボーカル×3(メイン2つにハモ1つ、メインはリバーブ演出により音が重なるところがあるため分けた)

SE×1(雨の音=フリー素材/リバースシンバル=Logicのループ素材)

こんな感じの素朴な装備で、主力のピアノさえDAW標準である。

でもわたしはLogic標準のピアノがめっちゃ好きなのである。

 

ミックス 

音作りとミックスが最も苦手なのだが、一応は工夫した点など。

・ボーカルは、歌い始めでラジオボイス加工+フランジャーで「雨の中、遠くでぼやっと歌っている感じ」を狙って、サビに向かって雨が晴れるようにエフェクタを徐々に取っ払って音色を明るくするようにした。

・ドラムで魅せる曲ではないので、ステレオイメージャーでパンを狭めたりして、奥のほうにいるニュアンスにした(つもり)。この手法はまめ丸にる吉師匠に教えていただいた。

・有料プラグインWavesのものをちょっと持ってるくらいで、ほとんどDAW標準に頼っている。ただNomad FactoryのCOSMOSは愛用していて、あちこちにインサートしている。

frenchbread.hatenablog.com

 

コード

<Bメロ> ※スケールはFメジャー

Bm7♭5 B♭6

Am7 A7 Dm7

Gm7 A7

Dm7 F/G C7 Caug

 

全体的にアンニュイな感じを出したかったので、ほとんど3和音は使わず、できるだけ複雑め・ぼやっとした響きのコードを多めにした。上には出てきてないけどmM7系とか。

上に抜粋した、Bメロ始まりのBm7♭5(FメジャーなのでBはノンスケールの音)→B♭6→Am7の下降ラインが自分的に好きなコード展開。

これまで一番コードにこだわった曲で、以降は何を作ってもこれの劣化コピーになってしまいがちである・・汗。

 

歌詞

<2コーラスめ>

神様にもらった 偶然のタイミング
あなたとふたりきり、でもコトバが出てこない

 

「大好きだよ」「ずっと見てたよ」

音にならずに消えてく

 

あなたがいるだけで 世界はきらめく
くすんだあたしに灯がともる
どうしてなの? ズルいよ

 

ふたりで並んで 帰る夜の道
けっきょく何も言えなかったけど
月明かりの 別れぎわ

 

あなたは あたしを 不意に抱きしめた

 

寒気がするほど乙女チックな歌詞であるが、作詞者はわたしである。

わたしは大学生のころ、少女マンガを集中的に精読していた時期があった。

 

(おまけ)ところでなぜ「改めまして」なのか

「もっと抹茶ニット」は今年の1月にピアプロに投稿した曲である。

(さらに言うと初版はその2年も前に投稿している。DTM始めたばかりのときの作品だった。)

で、「作った!わーい!」「ピアプロのオススメ作品になった!わーい!」 みたいな記事を当時嬉々として挙げていた。(リンクを下に貼ったが、ほんとに内容は以上なので見ていただく価値はない。)

  

 
frenchbread.hatenablog.com

 

今も大した内容のないブログだが、当時はもっと日記然とした素朴な内容だった。たかだか半年前だがもはや懐かしい。

というわけでこの歴史の浅いブログの中で「もっと抹茶ニット」は3度目の記事なのである。