DTMスキルアップメモ - frenchbread

見習いボカロPがそこそこのボカロPになるまで、が描かれていくはずのブログ。

「旅に疲れたその心に」のスタートから動画投稿まで

こんにちはfrenchbreadです。9/8(金)に「旅に疲れたその心に」をニコニコ動画に投稿しました。

ここのところ休日は神ゲーDTM)に夢中でろくに外出していませんが、たまには疲れるくらい旅をしてみたいものです。

 

www.nicovideo.jp

 

この記事で書くこと

最近は曲をピアプロニコニコ動画に投稿したときは曲紹介の記事を書くようにしているのですが(ニーズがあるとは思ってない)、今回はそれより「駆け出しボカロPの1ニコ動作品がどういう経緯で投稿に至ったか」を紹介しようと思います。

 

なぜそう思ったかと言いますと。

最近僕も少しずつ人脈が増えてきて、今年の1月時点では完全にぼっち状態だったのですが、ありがたいことにいろいろな方と共同制作をさせていただくようになりました。

当たり前の話ですが、ボカロオリジナル曲の場合、動画作品として投稿するには「曲」「詩」「動画」「(動画の素材となる)イラスト」が揃ってはじめて投稿にこぎつけることができます。

新米は曲を仕上げるだけでも一苦労ですが、このフルセットを用意するのもまた大変で、たとえば詩先で曲を作る場合(僕はこれが多い)、作詞の方と「イラストと動画どうしましょう」「ですよねー」という話になることが多かったりします。

あと、ツイッターとかで同じように悩んでいる作曲者の方の発言をたまに見ることもありました。

 

実際、僕が作っている曲の中にも、そういうイラストとか動画の事情もあってスタートから7ヶ月くらい経ってもリリースできずにいる曲もあります。

そうかと思えば、この曲の場合だとある程度割り切って作ったこともあって、スタートから1ヶ月ちょっとで投稿の準備が整ったりもしました。

 

そんなわけで、そこらへんの実態のレポートをしてみようと思ったのと、もし何らかアドバイスいただける方がいればコメントしてもらえたら嬉しいなーと。

まあ、そんな感じの記事です。

 

・・という弱気な疲れた心のせいで、うっかりここまでですます調で書いてしまいました。ここから通常文体に戻します。戻すぜ。

 

いちおう曲の紹介と所感を簡単に

R&B風のミクさんうた。何をもってR&Bと言えるのかが自分でも不明なので、かたくなに「R&B風」と表現している。

Cubaseで制作。編成はドラム×2(エレキっぽいのと、パーカッションっぽいループ素材)、ウィンドチャイム(フリー素材)、ベース(フレットレスベース)、ギター×2(1つはひたすらリフ、もう1つはコードのバッキング)、エレピ、ふわっとした音色のシンセ、ベル、冒頭だけ登場するピアノ、ボーカルのミクさん。

・ジャンルの特性上、あまり厚い・重いオケにならないようにした。だがやっぱり仕上がってみるとあっさりしすぎていて物足りない気がしてしまう。アレンジと、(音圧という意味ではない)音色作りの腕の問題だと思う。

・ちなみにコードトラックがあるが、制作の初期にエレピを打ち込む前の簡易伴奏と、ここで見れるようにしておくと便利かなと思って入れたもの。が、確認に便利だったかというとそうでもなかった(けっきょくノートを見る)。

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スタートから動画投稿まで

7月30日(1日目)

「アマチュア音楽家とサラリーマンとお金の話」という記事に「自分はミジンコなので貴重な時間を割いて曲を聴いてくださった方に75円差し上げたい」という意味のことを書いていたらピアプロ経由で依頼が来た。

Naoya1995さんという初見の方で、どういう探し方をしていただいたのか未だにわからないが、詩に曲をつけてくれとのこと。

 

そこから半日ほどのやりとりで

「旅に疲れたその心に」という詩が曲をつけてほしい対象であること

・曲調に指定はなく、詩のイメージでおまかせいただけること

・期限は特にないこと

・できればニコ動などの動画サイトに投稿したいが、イラストや動画にあてはないこと

あたりを共有した。

この時点ではまだ、動画投稿するかどうかは今後の成り行き次第だな、とわたしは思っていた。

 

8月6日〜8日(8〜10日目)

とりあえずラフ版だけでも作っておこうと思って、仕事の時間のスキマとかに思いついていたメロディにコードをつけて軽く打ち込みをはじめた。

詩に対するわたしのイメージは、少なくともノリノリのポップスやゴリゴリのロックではなく、素で行くとミディアムスローのバラードみたいになりそうなので、困ったな、と思っていた。

最近そういう曲ばっかり作ってしまっているためである。

というか、Naoya1995さんもわたしの作品は事前にいくつか聴いただろうから、そのイメージで依頼をくださったかもしれぬ。

ま、いいのかもしれないけど、せっかくの機会なのでわたしとしても何か作曲を通じてスキルアップを図りたい下心はある。

で悩んだ挙句、ちょっとだけ変化球にチャレンジしてみよう、という結論に至った。それが「R&B風」というやつである。

 

8月26日〜29日(28〜31日目)

この間に曲を仕上げたのだが、実際のところ主にやっていた作業は別曲「もっと抹茶ニット」のボカロバラードユニットプロジェクト用アレンジや、歌のミックスである(詳しくはこちら)。

そちらのボーカル素材や動画の仕上がりを待っている間などに、こちらをちょこちょこと作り込んでいった感じ。

 

8月26日にピアプロへの投稿が完了し、Naoya1995さんに連絡。2日くらい返事が返ってこなかったのでやや焦った。

やっと返事をいただいて「動画投稿視野に入れるためにイラスト募集かけましょうか?自信ないですけど・・」と言ってみたところ、「実はもう探して許可を得ています」との予想外の返答だった。

で、ここから早かった。

 

このとき驚いたのは、その許可を得た作品というのが、「抹茶ニット」でイラストをお借りしていた咲里キリコさんの作品で、別に「抹茶ニット」を見て同じ方の作品から探したわけでなく偶然のようだった。

咲里キリコさんの作品は、見ればわかるとおりわたしの曲にはもったいないような高クオリティであり、わたしは分不相応に作品を借りすぎてもはや失礼の域である。

とりいそぎ「なんか偶然そうなっちゃったんですけどお借りします、ほんとすいません」みたいな無駄にテンパったメッセージをお送りした。笑

kiricocoon.tumblr.com

 

8月30日〜9月3日(32〜36日目)

こうなると動画化しないわけにもいかないなと思い、動画なんとかしてみます、と請け負ってみたものの特にあてはない。

でもまあ、歌詞字幕だけの動画くらいなら自分でやれるので、まずは最悪それでいいかな、と思った。

とはいいつつクオリティの低下は免れないし、他に抱えているタスクのあれこれを考えると時間も惜しいっちゃ惜しい。

 

で、ココナラのことをふと思いついた。

ココナラをご存知ない方もいると思うが、主にアマチュアがお手軽に自分のスキルを使ったお仕事の売り買いをできるようにするためのサイトで、わたしは前にこのブログのヘッダーイラストをココナラでhainekoさんから購入した

試しにココナラで検索してみると、ニコ動に投稿するための動画作ってあげるよという方が数名いらっしゃった。

その中でも「簡単なテキスト動画作ります、今なら無料お試し枠」という、この状況において最高条件と思われる出品サービスがあった。

 

coconala.com

 

これだ!と思ってさっそく依頼。

少ししてお返事があり、「イラスト縦長だけどどうしましょ?」「そうっすね・・」「イラスト左寄せにして右側に字幕スクロールでどうでしょ?」「いいっすね・・」みたいなやりとり(もちろん「」の2つめと4つめがわたし)を経て、9月3日に動画を仕上げていただいた。ありがとうございます。

 

この時点で作品自体は完成したので、正味36日が制作期間ということになる。

 

9月6日〜9月8日(39〜41日目)

完成品を即投稿することもできたのだが、タイミング的には前述の「ボカロバラードユニットプロジェクト」のリリース日が9月6日で、直前の宣伝がんばろう!という期間にあたっていた。

このタイミングで一人新作を発表して宣伝している図というのはさすがにKY(KYってもう死語かね)だと思ったので、9月8日に発表することにして関係各位に連絡をしておいた。

 

しかしながら蓋を開けてみると、ボカロバラードユニットプロジェクトの盛り上がりが思っていたより激しく、直後すぎる9月8日というのも結局は空気を読まなすぎるタイミングとなっていた。

そのため当日朝起きるまで「あー延長しようかな、あー」と悶々としつつも、「ボカロバラードユニットプロジェクトで盛り上がっているうちに投稿曲を増やしておくことに意義がある」と自分を説得し、予定どおり投下した。

 

メンバーの方はみんな優しいので、快くツイッターリツイートをしてくれたりしてくださっていたが、絶対内心「うわ自己中かよ!」と思っていたはずだ。

計画性とか想像力がなくてすみませんでした・・。